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4月13日 白侘助の植え替え(4月28日更新)




小屋


土曜日、おじさんのところに、白侘助を挿し木した鉢を持って行った。
もう植え替えてもいいかどうかを見てもらい、そのやり方を教わるつもりだった。
その場で植え替えを教えてくれようとしたところ、
植え替えに使えるポットはあったけれど、土がなかった。
私は土を買いに行き、自分でやってみることにして、ポットだけいただいて帰った。

その日のうちに、おじさんに教わった中粒の赤玉土と鹿沼土を買ってきた。
土の一部は、ビニール袋の中で砂のように細かくなっている。
これをそのまま混ぜてしまうと、砂が粘土のようになって、水はけが悪くなりそうだ。
おじさんのところでふるいを借りたほうがいいかもしれないと思った。
それに、こういう作業は今の住まいではやりにくい。ベランダも狭い。
やっぱり、おじさんのところでもう1回、教わりながらやろうと思って、
一式、車に積んで出かけ直した月曜日。





畑に到着すると、ござの上に2種類の土が天日干ししてある。
おじさんは夏野菜用の添え木を組み上げているところだった。

一段落して小屋のほうに戻ったおじさんに土の袋を見せ、事情を話した。

 おれも今朝、ここで槙の植え替えしたんだよ
 干してあるのは、その土
 日で消毒すれば、また使えるからな

 そうそう、これでいい
 ふるわなくったって大丈夫、最初の水やりで流れちゃうから
 ポットは持ってきた?
 底にアミしかなきゃ

買ってきた土の袋を見せると、すぐ作業かかる勢い

 持ってきました
 アミはもう入れてあります
 
 じゃあ、暑いから小屋の中でやろう 

おじさんの頭の中では、作業の内容と行程がすでに組みたったようだ。


土


外の強い日差しのない小屋の中はひんやりとしている。
ござを広げて、土の袋を開ける。
袋の口は、圧着した部分ぎりぎりをハサミできれいに切る。
後で何に使えるかわからない。
空になった袋は、私がたたむ。

 赤玉土のほうがやや多めがいいんだ
 全部は使い切らないだろうけど、混ぜとけばいいよ
 他のものにも使えるから

おじさんが土を混ぜる。
混ぜ方に感心し、それを言葉にしてしまったら、ただ混ぜているだけと笑うだろうけれど、
私からみると、その手つき、さすがだなぁという感じ。
もしかすると、研いだことのない人がはじめてお米を研ぐとき、
研ぎ慣れた人の動作に感心するようなことかもしれない。


水1


鉢を開けることになるので、
水やりをしておくと土が取れにくくて良くないかと思って
椿の鉢はやや乾燥気味のままだった。

 ちょっと水やっとくほうがいいな

植え替え前の苗には、たっぷりと水を吸わせておいたほうがいいようだ。


鉢1


いよいよ、鉢から苗をはずす。

 鉢を回しながら、こんなふうにたたくんだ
 そうすると土が浮くから


鉢2


土がほぐれてきて、全体が固まりのように浮いてくる


鉢3


苗木が傷まないよう、注意を払いつつ、
そのままスライドするように、鉢の中身を出す。
これまでは、それぞれ2つの植木鉢で何ヶ月も過ごしてきた枝が、
10本の白侘助の苗木となった。

プラスティックの箕(み)を小屋に運び込み、
ポットに1本ずつ植える。
まず、底に土を敷く。
苗を立てて持つ。
空いた片方の手で、まわりにそっと土をかぶせる。

 ほんと、よくこんなに付いたよ
 これじゃあ、本職よりすごいや 
 世話がよかったんだな

しきりに褒めてくれる。

 一回自分でやってみれば覚えるしな
 自信もつくし
 他の挿し木も挑戦してみるといいよ

私も植え替えをしたので、作業中の写真はナシ。
箕に残った土も、小屋の前に広げて天日干し。


水2


植え替え完了のポットをプラスティックの籠に並べ、
おじさんの車の停めてある、コンクリートのほうに持って行く。
そこでたっぷり灌水。
心配していた細かな砂が鉢底からどんどん流れ出してきた。

 ほら、これで全部流れっちゃうから大丈夫だよ
 こうやって、たっぷり水やっても吸い込んじゃうから
 後でもう1回、水やるんだ

籠の底には、大きさを揃えて切ったすだれが敷かれている。

 すだれ敷いとくと、水切れがいいんだ
 底に水が溜まらなくて


土・乾燥

 
 今朝はこの籠に2杯分になったよ、槙の植え替え
 実生の苗がもうだいぶ大きくなったからな
 槙は庭木にもなるし、垣根にもなるし
 これは、槙の苗が植わってた土
 今日の天気なら、もう、すぐ乾くな

通りすがりに、乾きがよくなるよう、土をかき回す。


三つ葉


 今年はミツバ、まだ持ってってないだろ?
 採ってやるよ

そう言って、納屋に戻ったその足で鍬を取り出して、三角畑に向かう。


三つ葉2


三角畑には小さめのトンネルが4本。
ミツバを掘り起こす前に、トンネル内の発芽の様子を確認するおじさん。


ミツバ2


 ミツバも今日明日には、片付けないといけないんだ
 
 
乾燥


小屋に戻って、ミツバを新聞紙で包んでもらった。
表に出て、さっき広げた土をかき回す。
 
 これもまた、使えるから

 おじさん、もう1回お水やっていいですか?

 そうだな、そろそろいいよ


箱つめ


車の停めてあるほうに行くと、植え替えした苗木の入った籠が
直射日光に晒されないよう、車の下の影に置いてくれてあった。

そうなのだ、挿し木した鉢もずっと明るい日陰に置いてあって、
ほとんど強い光に当てていない。
いきなり今日の強い日差しに晒すのは厳しいことだ。
ましてや、一旦、鉢から出されて新しい土に植え替えて
根だってまだその土に馴染んでいないのだ。
おじさんがいつの間にその場所に移動させたのか
私は全然気がつかなかった。

こんなにわかりやすい現象ではない、
私が全然気がつかない気遣いが、おじさんの仕事にはいっぱいあるのだと思う。


箱つめ2


おじさんが言ったように、1回目の水はすっかり吸い込まれていた。
もう一度、流れ出すほど灌水。
土が落ち着き、苗木も心なしか居ずまいが整ったような気がする。
水が切れてから、持ち帰り用の箱に詰め替え。
私が用意していった浅いトレイでは、運転中に鉢が倒れるとのことで、
おじさんが小屋から箱を出してきてくれた。

 倒して苗木が傷むといけないからな

箱の底に新聞紙を敷いて、ポットを並べる。
いっぱいになってしまったので、一部を外してどうやら収まる。
外した分の補助で、まわりをビニールひもで縛り、
長い分をいつものようにライターで焼き切る。

 はい、できあがり
 
 あんまり、肥料はやらなくっていいかもしれない
 大きくなりすぎちゃうからな
 ちょっと厳しいくらいのほうが、
 いい苗木になるよ





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