profile

sagesaka noriko

Author:sagesaka noriko
→URL
→mail

calender

01 | 2009/02 | 03
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2月26日 かき餅




かきもち


おじさんの「かき餅」のお話。

ドライフルーツが入っていたらしい、密閉式ビニール袋に入れた状態でいただいた。
そのものが商品のようだった。

 トースターで2分くらい炙れば食べられるよ 
  
 おじさん、これ、すごくきれいですね
 表面はつるつるだし
 まっすぐだし
 なんか、石を薄く切ったみたい

 これは薄く切るのが大変なんだ
 なまこだからな
 乾燥させすぎると硬くて切れないし、
 まだ乾いてないと、切り口が包丁にくっついて、表面がざらざらになるしな
 乾燥具合を見るのが難しいんだよ
 前は普通の包丁で切ってたけどな、
 南京町まで行って、おっきい包丁買ってきて切ってるんだ
 凝り性だからさ、ハハハ

 こういう、幅の広い包丁ですね?
 かき餅用?

 そう、かき餅用
 かき餅切るのにしか使わないの、ハハハ
 切ったら、ござに並べて乾かすんだ  
 ぜったいに、風にあたらないようにしてな

 えっ?!
 風に当てて乾かすんじゃないんですか?

 風に当てちゃ、駄目なんだ
 ヒビが入っちゃうからな
 風には当てないように気をつけて、
 反らないように全部平らに並べて乾かすんだよ
 カリカリになるまで、ゆっくりな
 半月ぐらいで乾くよ

 そうなんだ…
 風に当てるとヒビが入るんですね

 そう、そうすると割れるからな
 両面、ちょっと炙れば食べられるよ
 これを油で揚げてもいいんだよ
 同窓会や戦友会なんかに持って行っていくと
 喜ばれたよ
   
 
 
乾燥もち

 
 これは暮れに正月用の餅つくときに、作った分
 自分とこ用にちょっとしか作ってないから、
 これだけしかないけど

 そんな手間暇かけた貴重なものをありがとうございます
 これは、ついてるときにノリを入れるんですか?
 普通の焼きノリ?

 青のりだよ
 そのほうが香りがいいんだ 

 じゃあ、お正月のお餅ついた最後に、かき餅用のお餅をつくんですね?

 そうだよ、そうしないとノリが混じるからな
 うちは餅つき器2台でつくんだよ
 1俵半、90キロつくからな
 
 90キロ!!
 もち米、薪の火で蒸したほうが、お餅がおいしいって聞いたことがあるけど

 ハハハ、そりゃあ、そうだよ
 火力が全然ちがうもの
 ガスなんかじゃ、やってらんないよ、時間ばっかりかかって
 薪の火で蒸せば、あっという間だよ

 餅つきはおじさんのおうちの庭でやるんですか?   

 そうだよ、庭で米を蒸して
 もう、臼と杵じゃ間に合わないから、
 うちじゃあ、餅つき器2台
 つきたてをすぐ、大根おろしやあんころ餅で食べる分は、
 水を入れて柔らかめにつくんだ
 かき餅用は、青ノリと塩もいれるんだ
 焼いて醤油塗ってもいいけど、湿気るからな、
 ちょっと味付けに入れるんだよ
 もち米にサトイモなんか入れることもあるよ
 一緒に蒸し上げてつくんだよ
 揚げると良くふくらむけど、もち米の味ってのはあんまりしなくなるな

 おじさん、おせんべやさんになれますね

 ハハハハ、せんべいやか

 かき餅用に餅つきはしないんですか?

 ハハハ、それはしないなぁ
 昔は何かって言うと餅ついたけど
 正月の後は、ひな祭り
 毎年、菱餅、作ってたけど、もうみんな嫁に行って
 女の子はあそこの息子のとこに一人だけになっちゃったしな
 最近はばあさんも、面倒くさいからやらないって
 そのくせ、間近になるとやっぱり作るって言い出すからな、フフフ

 色、付けるんですよね?
 黄色と緑と赤と……
 黄色はクチナシ?
 
 そう、あそこにクチナシ、実がなってるだろ
 前に、色付けるのにクチナシの実が欲しいっていう人がいて
 苗木を分けたことがあるよ
 ヨモギもあそこで生やしてあるし
 赤は食紅

 クチナシもヨモギも畑にありますもんね 
 もし、餅つきするなら手伝い行きますよ
 
 手伝いか、ハハハ


焼き餅


 電子レンジでもいいんだけどな
 
 うちはレンジ、ないんです
 これ、炭火で炙るとおいしいでしょうね……

 そうだよ、そりゃあうまいよ

 揚げるときは、高い温度がいいんですか?

 低めからゆっくり揚げるとよく膨らむよ
 でも、膨らみすぎるのもな
 最初からあんまり高すぎると、全然膨らまないうちに揚がっちゃうよ

 じゃあ、帰ってから試してみます


揚げ餅


子どもの頃、鏡餅が乾燥してぼろぼろに割れてしまったものや、
小さく切って乾燥させた餅を、祖母が油で揚げて、お砂糖をかけておやつに出してくれた。

乾燥した1センチ弱四方の薄っぺらい、
プラスチックの破片のような半透明の白や黄色や緑色の餅。
袋の中でカラカラと乾いた音を立てていた。

昔は保存食としてつくっておいた、ということもあるのではないかと思う。
このために餅つきしたいと思うほど、お餅とはまた違う、
もち米のおいしさを味わえる食べ方だと思った。




スポンサーサイト

2月10日 菜花




小屋


先週1週間、畑に行けなかったので、久しぶりの畑。
運良く、おじさんも畑に出ていた。

私が来るかと思って、収穫分を取り置きしていてくれた、
太ネギとサトイモを小屋から出してくれた。

 もう、ネギ、最後だから

太ネギのあった畑はすっかりきれいになっている。
この後には何を作るのだろう。
夏野菜だろうか。


完売


 そうそう、忘れてた
 ビニール入れて置いとくと、ネズミが囓っちゃうんだ
 段ボール箱でも食い破るし

そういって、また小屋から取り出してきてくれたのは
ふりかけの容器に詰め替えたゴマ
以前にもいただいたゴマ
もったいなくて使えないけど、使わないともったいない
おじさんの畑で採れたゴマ

 そんな、貴重なものをまたこんなに・・・・・・

 いいんだよ、去年はいっぱい採れたから
 家にまだいっぱいあるし
 
 今日は車だから、大根、持って帰れるだろ?

前回お邪魔したときには、歩いて寄ったので
今度来たとき、持って帰りなというのをちゃんと覚えていてくれた

 町会の人にも1本ずつ持って行ったんだ

立派な三浦大根。

 あと、キャベツとブロッコリー
 昼飯にばあさんに菜花採って帰るから、それも持って帰りな


おじさん

 
 いっぱい持って帰ると、怒られるんだよなぁ
 多すぎるって
 でも、茹でるとちょっとになっちゃうだろ?

そういいながら、かごの中いっぱいになるまで
菜花を包丁で刈り取る
おじさんの家とうちの分だとしても、多すぎるかも・・・

 これは切ったところからまた、
 芽が出てくるんですね

 そうだよ 
 2週間くらいでまた採れるな

 じゃあ、家に1本あれば長く収穫できていいですね

 そうだけどよ、これは畑を荒らすんだ
 収穫できる時期は長くても、
 長い間植えとくほど、土の中の栄養を使うからな
 菜花の後は、他のもの、育たないよ
 だから作り手が少ないから、売ってるの、高いだろ
 こんなもん、作れば作るだけ貧乏になるよ、ハハハ
 

菜花


あっという間に、トランクと後部座席が
収穫物でいっぱいになる

 こんなにいろいろありがとうございます
 何しに来たんだか・・・・・・

 いいんだよ
 あっ、忘れてた
 よかった、よかった、思い出して

更に、小屋から別のビニール包みが出てくる

 かき餅
 これ、両面炙って食べるとうまいよ

 自家製ですね?  

 そうだよ
 思い出してよかったよ、ネズミに喰われる前に

薄くスライスして、乾燥させた餅。
密閉できるお菓子の袋に詰め替えてあったが、
一瞬そのものが商品かと思うような見栄え。
これについては、また後日に詳しく。

 ハクサイも片付いたし
 完売だよ、ハハハ
 そろそろジャガイモの準備だな


ハクサイ





2月2日 豆まき




ネギ


1日の午前中、近くの神社で豆まきがあった。
年男、年女が神楽殿から豆をまく。
小さな舞台に全員は乗れないので、何組かに分けて
順番に舞台に登る。最初は12歳の子どもたち。
最後のほうには、小さなビニール袋入りの豆、それに飴などもまかれる。
集まった人々は用意してきた紙袋を両手で掲げ、
袋の中にそれらをキャッチする。
昨年に続き2回目の参加だったので、
今年はちゃんと袋を用意して出向いた。

豆まきが終わると、子ども会からおみやげとして,
豆と飴の入った袋をもらえる。
豆まきでキャッチできなくても、豆はちゃんともらえることになっている。
子ども会の回覧版の「豆まきのお知らせ」の出欠欄に
娘と私の名前を書いたので、2袋のおみやげをいただいた。

その豆まきが終わって、買い物の用事を済ませて家に帰る途中、
おじさんの家がある小路の角に通りかかったとき、
ちょうど車で畑に出動するおじさんが家から出てくるところだった。

 こんにちは

 おう、お出かけか? お買いもの?
 
 豆まき、行ってきた

 八幡さんで、午前中豆まきがあったんですよ
 そのあと畑も寄ったんですよ

 ああ、豆まき
 今日はこれから畑

 おじさんに1つ

 ありがとよ
 風邪ひかないようにな

 また、畑、寄りますね

 ああ、じゃあね

最初の写真はネギ。
枯れたネギのシックな模様。
青々したネギはスカートか袴のように、
この枯れたネギをはいている。


下の森


上の写真は,「生け垣の道」と、
その向こうの「小さな広場」と「下の森」の木々。
手前は元サツマイモ畑。
先日の焚き火をしたのはこの畑。
少しだけ、黒い炭の跡が見える。